ホンモノに触れる
今週ちょっとだけびっくりした豆知識なんですけど
コーヒーって、緑茶の2倍のポリフェノールを含んでいて、飲料の中では圧倒的1位の含有量であるというエビデンスが出たらしいです。
日本人をはじめ世界中の人達がコーヒーから主なポリフェノールを摂取しているって驚きです。コーヒー飲む飲まないで摂取量に個人差があるみたいです。
ポリフェノールには抗酸化作用があります。健康維持には欠かせませんね。
私もコーヒーは好きですがお腹緩くなるのと歯が黄色くなるのでそんなにガバガバは飲まないですが、もう少し積極的に取り入れたいなと思いました。
ちなみに美味しいコーヒーは鮮度が命です。
https://www.nestle.co.jp/nhw/coffee/polyphenol
そんな、今週得た1番へぇ〜!(へぇボタン的な…古)な話をシェアです。
さて、皆さんはどんなホンモノに触れていますか?
よく若いうちにホンモノを知っておくべきと言いますけど、何故だと思いますか?
私なりの解釈ですが、ホンモノに触れた瞬間の悦びが分かるようになると、幸せな時間に寄与してくれるからなんじゃないかと、最近は思います。
いわゆる「心が豊かになる」時間になるということかと。
特に若い方がより感性も鋭いですからね。
でも年をとってからでも、ホンモノに触れると
眠りこけてる感性が呼び起こされて活性化するような心地になります。
とはいえ、お正月の格付けチェックでやっているようなワインとか、難しいものはちょっと分からないですし
騙そうとして作っている、安い食材を美味しくした料理は、それはそれで手間かかってるいいものじゃんって思うんですけど
やっぱり普段安いものばっかり食べてるとホンモノに触れてもよく分からないんですね。
あまりにも別物すぎて、気づかない。
常にそんな至高品ばかり食べてるわけにもいかないけど
たまに食べたときに美味しさや凄さや手間が分かるようになりたい。
食べ物以外なら音楽、美術品、花道なんかもあると思うのですが
訳わからんまま触れるより分かった方が圧倒的に深みがあって面白い
というより面白さに気づけるようになるのでしょう。
ホンモノって、パッと見ただけ、ちょっと触っただけで分かるような、分かりやすいものばかりじゃないんですよね。
素材そのものをきちんと活かしているとか
その上でちょっとした手間と工夫を凝らしているとか
思いもつかないような知恵と勇気が混ざっていたり
そういう造り手の、人間の心遣いを感じられるのもホンモノならでは。
創造物を飛び越えて、人間国宝のような、その人そのものがホンモノみたいなこともありますが
そういうものに触れると心が共鳴してじんわりする。
心が動くとそのまま自分のエネルギーになります。
もちろん、人によって好みもあるし、値段だけで価値は決まらないし、安くても自分を癒してくれるものはたくさんあるけれど
ホンモノは滋味深いものに溢れていて
時に頬を打つように現実を気づかせてくれたり
時に広い懐ですっぽり身を包んでくれるような
そういう鮮度のいいコーヒーのようなエネルギーを持っていることは確かです。
深森