今後の働き方
世の中の大半の人は元の生活に戻っているような感じでしょうか。
(もちろん気をつけないといけないことは変わりませんが)
コロナでバタついている間に2020年上半期も終わりそうです。
私の会社は試行錯誤しつつもテレワークと共存していくことになりました。
色々な問題もありましたが、今やっている対策を簡単にご紹介します。
まず、書類に絡むハンコ問題。
緊急事態宣言もこれのためだけに出社したことがありました。
ハンコには日本独特の文化もあり、味のあるハンコとか好きですけども、ことビジネスにおいては明らかにスピードダウンの要因です。
弁護士ドットコムのサービスもさることながら、私の会社ではNICollaboを導入。
全ての書類をブラウザ上で処理し、押捺できるので稟議書も回議できるというもの。経費精算や出張申請、有給申請、なんでも出来ます。しかも紙が不要になるので書類保管コストも浮きます。
経費精算用のシステムは他にも数ありますが、会社の規模に応じて導入してちゃんと運用すればかなり変わると思います。
そしてハンコ問題はよく言われるものの、見落としがちなのが会社の電話。
オフィスに誰もいないから電話を受け取れない、個人電話を伝えるしかない、という状況を脱するためにモバビジ(スマビジ)を導入。
個人の携帯をBYOD(Beyond Your Own Device)して会社にかかってきた電話を受電。内線のように個人携帯に転送することも可能ですし、テレワーク先や外出先から会社の番号で先方にかけることもできてかなり便利です。
これも今、売上が相当伸びているようで、今後も導入する企業は増えるでしょう。
そんなこんなで、テレワークは着々と進むものの、会社に来ないなら不要になる定期券代についてはもう支給されないことが決定しました。
代わりにBYOD手当がつくことになりました。
オフィスもチャンスがあればもう少し狭くて安くすむ所に移行するつもりのようです。
会社が着々とテレワーク体制整備を進めているので、自分としてもやり方を模索していきます。
さて、これでテレワーク継続でも業務が上手く回ってめでたし、と思うところでもありますが、逆に試されているところだとも思うのです。
テレワークの環境を整えられたら、それでも成果を出せることを証明しないといけません。
テレワークをしたらやっぱり仕事の質が落ちたとか売上が落ちた、では意味が無いので。
空いた時間やテレワークによって出来た心や体の余裕を上手く活用できるかどうか、ここからが見せ所。
深森