緑化ボランティア
一応宣言もあけて制約がない状態なので色んなボランティアが今ちょこちょこと復活しているようです。
普段、PCやタブレットの見すぎで眼精疲労が蓄積しており、目が緑を求めていたので、今日は都内近郊の緑化ボランティアに参加しました。
人間の近くにある自然というものは、人間の都合でそこにあるものなので、きちんと管理をしてあげる必要があります。
自然を近くに求めるならば、それを維持するために結構な手間がかかるということです。
街路樹なんかもいい例です。有り難しですね。
今日は意外にも若い人の初参加が多くてボランティアブームでも来てるのかなと思ったほど。
みんな癒しを求めていたようです。
実際にこの新緑の季節の緑は目に良いらしく、本能が欲しがったのかもしれません。
今の子供達はタブレット漬けですけど、毎日外で2時間遊ぶだけでも視力にいい影響があるようです。
それはタブレットをいじらないということだけでなく、日光を浴びるとか自然を目にすることが目に影響するようですね。
蒸気でホッとアイマスクをするよりもかなりいい効果を感じました。
深森は、桜の季節もいいですが、全ての草木で青々とみずみずしい新芽が生えてキラキラしている新緑の季節が1番好きです。
生命のエネルギーを感じます。
今日は25℃越えの初夏の陽気で、無心に草をむしりながらいい汗をかきました。日向はさすがに暑かったですが、自然の中で体を動かすのはいいですね。
先導してくださるベテランボランティアの方々が生き生きと草花や樹木の説明をしてくださり、どこぞのオタクかDASH島の人かと思うほど楽しそうに話してくださったので好奇心も大いに刺激されました。
いざ作業に入ると結構楽しく(すぐ疲れたけど笑)、
ダンゴムシを見つけた時は何十年ぶりかという感覚で童心にかえってダンゴムシを丸めまくって遊び、ベンジョムシじゃないことに感動しました。
今回は選別草むしりだったので、抜くものと抜かなくていいものを見極めなくてはなりません。
全部緑ですけど、目が慣れてくるといらない草木が見えるようになってくることが面白かったですね。
もう終わりですと言われてもいらない草を見つけては抜きたくなる。
公園で遊んでる子供が親からもう帰るよと言われたけどもう少し遊びたいと駄々をこねる時の気持ちを思い出します笑
参加者の人たちと話しながら、土をいじったりひたすら緑を見続けたことで、良いデジタルデトックスになりましたし、自然からのエネルギーを受け取りました。
目だけでなく全身で自然光を浴び、草木の香りを嗅ぎ、虫の羽音を聞きます。
恐らく普段とは異なる五感が刺激されたのでしょう。
とはいえボランティアはあくまで自己満足ですることだと思っています。
自分にとっていいなと思ってやったことが結果として人の役に立ったらラッキーくらいの気持ちで、「やらなきゃ」という義務感が生じた途端に苦しいものとなります。
無理にやる必要はありません。
震災時に何度か泥かきのボランティアに行ったこともありますが、自分が何かしていないと気が済まなかったからやったのであって、人の為ではなく自分のためにやったことだと思っています。
今日の活動は想定以上にいい影響があったので、今後も時間と余力があれば散歩やプチ旅行の延長で色々なボランティアに参加したいなと思います。
色んな人の手で管理されたお陰で身近にいてくれるこの自然たちに感謝しつつ、みなさんぜひ今だけの新緑を楽しんでください。
深森