受け継がれる意志
子どもが無事に誕生しました。
ありがとうございます、ありがとうございます。
多方面から、かわいいというお褒めの言葉をいただいていますが、いくついただいても嬉しいですね。
みてねにアップされた写真やLINEのビデオ通話で顔を見ることしか出来ていませんが、画面越しに伝わってきます、天使だということが。
高まる息子愛、こうやって親バカという言葉が産まれたのだろうと思いました。笑
さて、
母子ともに病院に入院している間、様々な準備をしつつ、実家に通い、父親と色々と話をしています。
子育てのこと、仕事のこと、それぞれの話、時には感情的になって互いにめんどくなりながらも、言葉を交わして心を開き、互いを受け入れて、今後の未来について意志や考えを共有する時間になっています。
父は定年を迎えていて、世にいう第二の人生を歩み始めたところです。まだ家の片付けや色々あって進めていませんが、今後やりたいことなどを真剣に考えているようです。
僕は子育てと仕事のことを考えています。どのように仕事に取り組むか、それによって子育てが大きく変わってきます。時間、人、環境、それらのカードを眺めつつ、最適な選択をしたい、その一心で熟考しています。子どもの名前を考えながら。
そこで、祖父の話になりました。
祖父はサラリーマンを経た後、事業を立ち上げました。時代もあって、祖父は本家として家族や親戚を守る責任がある、守りたいという強い意志を持った人でした。よって、立ち上げの理由の1つは、未来を見据え、僕の父がサラリーマンを辞めざるをえなくなっても大丈夫なようにしておき、いざというときは事業を受け継がせ、家族や親戚の助けになるようにというものだったようです。
家系的に、サラリーマンを経て事業立ち上げまで考えた祖父は異端児であり、考えを実現しようとした祖父に尊敬の念を抱かざるを得ません。事業自体は父が受け継がなかったため、廃業していますが、受け継いでいたら僕も自営業の跡取りだったかもしれないですね。
守りたい意志、挑戦したい心。
時代は変わり、価値観の変化はあれど、心のこもった想いと意志は、僕の心に突き刺さります。話しながら、親子して高鳴る鼓動を感じ、思わず笑ってしまいました。笑
先の見えない時代を生きていくには、強く心が動くことをやるしかない、そんなことを思いました。
茶昊