なぜ勉強するのか④
最近、勉強を教える中で、思ったことがあったので、思うままに書いてみます。
教えてもらって、自分でやってみなければ、わかった気になっただけで、振り出しに戻る。
それは今となっては誰でもわかる当たり前のことですが、教えた時に「わかった!」と何かに閃いたのは目の前で起きたことも事実。なぜ覚えられないのかと悩むことがあります。
ある種の本人の謎のこだわりがあることが原因なのも、素直ではないと伸びないということに関連してわかってることです。
その先。
なんで、謎にこだわることをやめないの?
それはある種の習慣ですよね。
習慣を作ることがとても大事と、よく言われることですが、ここで注目したいのは、何かしらの習慣がすでにあることです。
・こだわりがある。
・とりあえずやりたいことからやる。
・いやなことは避ける。
など。
これが単純に悪いことだとは僕は思いません。考えには本人なりの考えや背景があるからです。
ただ、これらの習慣によって失うことがあることも考えたいところです。
・こだわりがある→それ以外のことを見れてない→見る必要がある
・とりあえずやりたいことをやる→それ以外のことは進まない→やるための準備はする
・いやなことは避ける→避けたものをは何かチェックする→本当にさけていいか考える
一歩、二歩、プラスしてみる。それだけで変わります。
そういう努力をしないと、自分が気づいていない習慣に、積み重ねようとした努力をかき消されます。
勉強は、そういうことに気づくためのもの。とも言える気がします。
茶昊