聲の形
前評判を何もインプットせずに見た感想は、さすが京アニと思わせる美しい風景描写
ですが美しい風景と共に日本の学校らしい異分子への過剰反応と、同調圧力の描写が巧みに描かれており
作品を観た多くの人達に、過去の経験ある嫌な記憶を思い出させたのではないかと思います。
自分の気持ちや考えを言葉にすることや相手に伝えることが苦手で、誤解やすれ違いから大きな軋轢が生じる。
学校は日本社会の縮図のようで、大人になったからといって大半の人が子供の頃と変わらないあの湿度の高い空気の中で生きている。
それはコロナ禍でも変わらず、むしろストレスの高まりや治安の悪化によって息苦しさは増しています。
今日から関東も本格的な夏を迎えました。
毎日天気予報のように発表される感染者の数。
新型コロナの感染者増加そのものには、特に驚いていません。
なぜなら減少するような取り組みは、個々の対策に委ねられるばかりで特に何もなされていないからです。
ただ、増加幅が大きくなっていることと重症者の増加は、確実に市中感染の広まりを表しています。
ウイルスが先にGOTOしてしまいました。
ついに岩手県でも感染者が出ましたが、岩手第1号の方が酷い迫害を受けていないかの方が気がかりです。
首都圏の人間は、どこか感染者増加に対して麻痺しているところがあります。
そもそもの人口密度が高いのですから、3蜜の認識も地方の方と同じでは無いのでしょう。
色々なところで起きている、大きくなっている様々な認識の齟齬を無視しない。
深森