Case30s

同年代の方々と考えを共有したり、互いに考えを深めていきたい。そんな想いで曜日で手分けしてブログを書いています。深森(土)、流清(休筆中)、茶昊(水)が運営しています。間違った情報の指摘や記事に対してのコメント、大歓迎です!リンク先は右下のプロフィールからどうぞ。

家計の値上げ許容度

今週、こんなことがニュースになりました。

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日銀の黒田東彦総裁は6日に共同通信社が都内で開いた会合で家計が値上げを受け入れつつあるといった趣旨の発言をしています。


さらに黒田氏は参院財政金融委員会で「家計の値上げ許容度が高まっている」とした自身の発言について「誤解を招いた表現で申し訳ないと思っている」と謝罪した。官邸で同日開かれた経済財政諮問会議・新しい資本主義実現会議合同会議後に記者団に答えた。

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今年に入ってから毎日のように値上げのニュースが続いており、値上げしていないものを探す方が難しい日々です。

でも生きていくためには食費もインフラ代も払わざるを得ません。


なんでも勝手に値上がりするから、仕方なく、どうしようもなく受け入れざるを得ないだけで

別に受け入れてないわ!!!!


という声で溢れてますね。

私もそのように思います。

食費もさることながらテレワークも増えたのに電気代があがりすぎなんじゃ!!!


ただ、一部の言葉に過剰反応しているなとも思います。


黒田氏の発言を切り取らずに最後まできちんと聞きますと、「家計の値上げ許容度が高まっているこの間にマクロ経済学的に賃上げを狙っていく」ということをいっていますね。


先に話した通り家計の値上げ許容度は別に高まってはいないものの、受け入れざるを得ないことは間違いなく、どうにかしてほしいのは同じです。

ただしもう今から価格が下がるってことは限りなく難しいし、みんな分かっている、

(それが黒田氏の言いたかった許容度ってことかもしれません)

となれば国民の収入を増やしていくしかないわけです。

 


今回の黒田氏の結論を最後まで聞けば、マクロ経済学的に至極まともで当たり前のことを言っているだけなのですが

変なとこで叩かれちゃってるし野党がまた「あなたは買い物しないんですか」みたいな下らない質問して論点ズラしてるなー、なんて歯がゆく思いました。


ただ実際に目の前の苦痛の方に目がいきがちですし、この状況が続けばどんどん体力だけ削られます。

すると冷静な見方が出来なくなりますね。

 


でも政治はそれだけじゃダメだと思います。

(黒田氏は政治家ではないけども。)

 


此度のニュースで「先に賃金を上げろ!」という声もありましたが、順序的に物価上昇が先になるでしょう。

 


数理経済学的に資本主義では物価上昇≒所得上昇≒GDP上昇ということは証明されています。(もちろん物事には例外もあるでしょうけど)

 


タイムラグこそありますけど物価が上がれば回り回ってゆくゆくは給料に転化されるはずなのです。

 


給料が一圓で高給取りだった時代があった訳ですしね。

 


だから、節約を頑張ろう!価格を据えおこう!という努力も大切ですし当ブログで節約ライフハックを展開してもいいのですが、

むしろいいものにはお金を払ってみんなで給料をあげよう!という方向にも努力すべきではないかと思っています。

 


今更玉ねぎ1袋300円から100円に戻っただけで解決する話でもなくなってきました。

 


海外では普通に値上げしていますし、日本人は節制的な企業努力を頑張りすぎなのかもしれません。

 


あのユニクロですら1000円も値上げをすると発表しましたし、本来、原価のみならずその製品を生み出すために必要だった労力にもきちんとした対価が支払われて然るべきなのです。

 


以前、安い労働力というと、その筆頭は中国、そして東南アジアの国々でしたが

昨今、百円ショップにいくと意外と日本製が増えているらしいです。

 


つまりそういうことなんです。

 


日本人の素晴らしい技術が安く買い叩かれて結局なくなるとなれば非常に不幸なことです。

 


だから、払うべきものには然るべき対価を払う。

でも無駄なものは見直す。

このサイクルが必要です。

 


そして現金はどんどん目減りしていますから、ただ銀行に預けっぱなしの資産を見直すことも必要でしょう。

つまり、老後2000万問題もゆくゆくは2000万じゃ足りなくなるということです。

 


さらに言えば、このままじゃどうしたって諭吉よりも栄一の価値が低くなってしまいますし

みんなで栄一を救わなきゃ栄一も深谷市民も浮かばれません。笑

(もちろん渋沢栄一さんの人間的価値のことではありません悪しからず)

 

 

 

そういう、マインドシフトをみんなでしなくてはならない時がきているなと思いつつ、

貧乏性の私は顧客が買ってくれなかったら泣いちゃうのでチキンな見積書をせっせと作っている昨今です。

 


賃上げの春は遠い…

まだまだ節約と運用を頑張るしかなさそうだ。

 


深森

連想

連想

 

 

 

 


我が子「んまあ"ぁー!んまあ"ぁー!」

 

 

 

 


父母「え?まま?」

 

 

 

 


泣く時にたまたま口を閉じていたためそう聞こえただけ。

 


偶然マ行の発音になっただけなのはわかっていても、

 


我が子の成長なのではないかといちいち感動して、親バカが止まらない茶昊夫妻です。

 

 

 

 


我が子の成長のきっかけをいかに作るかと色々考えた結果、思考のための言葉と感性のための音への慣れだろうと思い、色々話しかけたり歌ったりしてきた。

 

 

 

ただ、最近、話しかけると返事してくれたり、伝えたいことを泣き声の音域を変えるなどの工夫をしてそうだったり、成長を感じることが多いので、

与えるきっかけをもっと具体的にしていかなければと思って試行錯誤しているところ。

 

 

 

言葉については、母音をしっかりとした発音で使った方がいいと何かで読んで共感したので、

 


言葉の綺麗な使い方→アナウンサー→アナウンサーの発生練習→YouTubeにあるかも→親子で一緒に聞いて実践

 


というように、連想した先にたどり着いたことをちょこちょこやってみている。

 

 

 

 

 

 

父「あめんぼ あかいな あいうえお」

 

 

 

 


息子「えぅぅーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よしよしよし。

 


茶昊

人事は辛いよ〜好きで今後のご活躍をお祈りしてる訳じゃない〜④

さて、前回まで、ちょっと残念な自己分析や上手くアピールできていない場合の話をしておりました。

でも、自分の強みや方向性はちゃんと分かっているし、そこで勝負をかけて転職活動しているというのに落ちる方はなぜなのか、掘り下げてみましょう。


私は常々、就活と婚活は大変似ていると思っていまして

いくら自分磨きをしたからといってそれで恋人ができる訳ではなく、素敵な人に出会うためには出会いに行かないといけませんよね。


あなたがいくら魅力的でもその素敵な人のタイプとはかけはなれているかもしれませんし


その素敵な人にはもしかしたら既に恋人がいるかもしれませんし


仕事や趣味など他のことで忙しすぎて恋愛には目が向いていないタイミングも人生にはあります。


だからいくらあなたの強みや方向性を絞って勝負をかけた所で、そもそも申し込んでいるところのニーズと噛み合ってないこともありますし


求めているところでいま、人を募集してない、タイミングわるいこともあります。


だから、書類が落ちまくったとしても落ち込まないようにしてください。

人事はたくさんの履歴書を比較しつつ判断しますから、文章のみで理解するには限界もあります。


その中でも、お!この人と会ってみたい!と思う方はやはりしっかりした文章を書かれている方ですね。目に留まります。

ぜひそういう点でのアピールは怠らないでください。


特にこのコロナ禍で企業のニーズは変わりましたし、優秀な方をとるだけでなくきちんと育てる方向に舵を切った企業もあります。

育てるなら可能性と能力を感じる方の方が絶対にいいです。


でも今、あまり体力のない中小企業は人を育てる余力を持つことが難しいところもありますので


ベースとなるコミュニケーションがしっかりできることをアピールして欲しいなと思いました。


我社はまだまだ!引き続き!人事採用活動継続中です。

頑張っていきます…!

 

質問などありましたらお気軽に!

Twitterでいつでも受付中です。

@chris_roood

 


深森

神前で

 

 

 

 

 


「まさか、祈祷中にぶりぶりとかしないよね?」

 

 

 

生後1ヶ月半になる息子は、おしりから「ぶりぶりりりー」「ぷっぷー」と軽快に鳴らし、普段から快調で安心している。それゆえ、お宮参り中の大惨事を奥さんが心配していた。

 

 

 

 


そのそばで、ニコッと笑みを浮かべる息子。

 

 

 

 

 

 

母の心配をよそに、当日となった。

 


親子ともに神社に祈祷しに行くのは初めての経験。滅多に本堂の中には入らないので緊張もしていたが、洗練された清らかな雰囲気に自然と心が落ち着いた。

 


そして、荘厳たる雰囲気の中、祈祷は始まった。

 

 

 

 


お祓いをしてもらったときの紙の擦れる音、金属が高らかに優しく鳴る音、精神が研ぎ澄まされる。

 


続いて、玉串の奉納と二拝二拍手一拝を行うために立ち上がった時だった。

 

 

 

 

 

 

「ぶりりりっ♪」

 

 

 

 


!?

 

 

 

研ぎ澄まされた耳に、突然軽快な音が聴こえてきて、奥さんと父と目を合わせることができない。目があったら吹き出しそうだからだ。

 

 

 

玉串を奉納する前に、う○ちを奉納するとは。

 

 

 

必死で笑いを堪えながら、玉串の向きはどちらが正しいかなどの必要のない質問をして動揺を隠した。

 

 

 

 


拝みながら、

 


(息子がどうもすみませんでした)

 


と願いに一言添えて謝罪。

 

 

 

 


神妙な面持ちで一同、本堂を後にした。

 

 

 

 

 

 

 


外にでて笑いが噴き出す。

 


おむつを確認してみると、神様に遠慮するかのように少量のう○ちが捧げられていた。

 

 

 

 


茶昊

自動化される料理




小さい頃からドラえもんの映画が好きだった。


もちろん話も好きだったけれど、映画で出てくる食べ物が好きで。ジブリもそうだけれど、料理がおいしそうな映画は記憶に残りやすい。


あれはドラえもんの何作目の映画だったか

忘れてしまったけれど、食べたい料理がすぐ機械で作られる道具があって、便利でいいなぁと思った。



そこまでの道具はまだ現代にはないけれど、今ものづくりの現場でも機械化と自動化が進んでいる。最前線のビジネス領域では、ロボットアームの導入も検討されていて、省人化の流れは止まらない。



確かにロボットは良い。

人と違って労働基準法を適用する必要はない、文句もなければ機械同士で喧嘩もしない。マネジメントは楽。使えなくなったらお金さえあれば取り替えも簡単。


デメリットで真っ先に思いつくのは、故障した時のためにそれ用の資金を積み立てておかなきゃいけないこと。機械は経年劣化して買い替えと部品交換は必ず必要になる。



でも経年劣化を言ったら人間もある面はそう。


体力や代謝、脳の機能は加齢と共に落ちるだろうから、引き換えの何かを積み上げていかないと企業目線で見た時労働者としての価値は下がる。でも、正社員は簡単には切れないから、人を抱えるより機械を抱えた方が良い面があるのは事実かなと思う。何より人を採用して、その人のキャリアを会社の成長と照らしながらデザインする経営者やマネジメント層が抱える困難さと気苦労は果てしない。




それでも僕はひとを採用して、ひとと仕事をしたいなと思う。



パン作りはチームワークが欠かせない。

パン職人を派遣や業務委託などアウトソーシングせずに、企業がわざわざ社員として抱える1番の理由はこのチームワークにある。



烏合の衆が集まってもパンは作れるが、そのお店独自の味、焼き加減、食感や風味などの品質を安定的に毎日作れるか?と言われれば多分それはできない。しかもチームワークが悪ければ段取りや無駄な動き、ミスなども増えて生産性も落ちる。


同じ場所での毎日の積み重ねが大切になる。



心情面でも、機械化は随所で必要だけれど、それでもやっぱり人と仕事をして、仕事でチームワークを発揮するのは楽しい。



そして心情面の1番の理由はこれだけれど、


上司をやる喜びは、手塩にかけた部下が思ってもみない成長をしたときだと思っている。



部下が機械だけだったらマネジメントは楽かもしれないけれど、喜びはないし、雑務とお金のためだけに上司をやることになってしまう。

それは楽だけれど、仕事に感動がない。






作り手側の話をメインに書いてしまった。

しかし、消費者から見たらどうなんだろう。



社会が高度になって、ほぼ自動機械化で料理が可能になったときに、ひとがわざわざ料理を手作りしてひとに提供する意味はなんだろう。



まだ先の未来だけれど、いつか来そうな未来にその意味を問われると思う。



ドラえもんで出てきた便利な道具で作られた料理に、家庭の味やいつもの味、料理で感動する体験は味わえるのかな。





流清

人事は辛いよ〜好きで今後のご活躍をお祈りしてる訳じゃない〜③

やりたいことがよく分からない、じゃあ、どうすればいいのか。


という所で前回終わりました。


それをいきなり覆すようですけど、そんなもん、私だって今もよくわからないですよ笑


分からなくてある種当たり前というか、やりたいことなんて日々変わっていくし、別にはっきりキッパリ分からなくてもいいんです。


ただ、人間なんだから好き嫌いとかありますよね?


・何でも煩く言ってくる人との人付き合い、好きじゃないなぁー

・人前で話すのは、慣れてないだけで出来なくないかも?

・デスクワークよりも動いてる方がいいんだよなー

・黙々と作業してる方がいいなー

・おしゃべりする方がたのしいし仕事も捗る!

・少しくらいは責任のある仕事もしてみたい


とか、素直な感情ってありますよね?

そういうの、自分には忖度しないで全部吐き出して、書き出してみたらいいと思います。


そうすると今の自分の状態が可視化されます。

冷静に、客観的に、自分のいまやりたいことや方向性が見えてくるかもしれません。


書き出したことがただ文句を言っているだけに見えるなら、その文句も貴重な意見ですから、自分の不満をどうしたら解消できるのか、考えたり情報収集をしてみましょう。


ここで注意したいのが、あまりにも自分に自信がない状態だと「結局私は何にもできない!」となってしまうので

周りの人の意見を聞いてみるのもいいと思います。


そういう素直な吐き出しはやっぱり大事です。

そこからSWOT分析とかやってみたらいいと思います。

多分しんどいし、面倒臭いからやりたくない人も多いと思うけど


それやらないで無闇矢鱈に転職する方が地獄をみますね。


じゃあ、そこまでやったのになんで落ちるのか?

次回はそこを掘り下げてみましょう。

 

深森

ぐんぐん成長中

 

 

 

 


音も光も敏感に反応する1ヶ月ちょっとのわが息子。

 


ようやく先日、新緑が輝く公園を家族で散歩できた。

 

 

 

自然を中心に色々なものに触れて、体験し、感受性の高まりを最大限に感じて欲しい。

 

 

 

家では何を教えようかなーと考えて、とりあえず歌っている。適当な歌詞を添えて。

 


代表作は、ゲゲゲの鬼太郎のテーマのメロディーに乗せて、息子が泣いている理由について問うた歌。

 

 

 

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なんで、なんで、なんでなんでなんで〜

なーんで僕は泣いてたんだろ

おかしいな、おかしいな、なぜだかわからない〜

ミルクでも、おむつ替えでもないっ

うーん

 


なんで、なんで…(エンドレス)

 


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さらに、声がけにまだ応答できない息子と、歌のデュエットも楽しんでいる。

 

 

 

 


父 「ド〜はド〜ナッツ〜の?はいっ、どうぞ?」

 


息子「・・・」

 


父 「おっけ、何度もいくよ、ド〜はド〜ナッツ〜の?はいっ、」

 


息子「・・・ぇぅー」

 


父 「良し!!良いよ!(なでなで)」

 


父 「ド〜はド〜ナッツ〜の ぇぅ〜♪ レ〜はレモンの?はいっ、」

 


息子 「ぇぇうう!」

 


父・母「!!!??」

 

 

 

 

 

 

息子よ、育ちが早いぞ。

 


(こうやってみな親バカになっていくのだろうと確信)

 

 

 

 


茶昊