前向きな気持ち
会見では、国民の皆さんの協力もお願いしたいという一言がありました。これは単に一部を国民任せにしたい、ということではなく、政府にもできることとできないことがあるという深い熟慮と理解だと感じました。その上で、この国で生きていくため、大切なものを守り共存していくための心ある努力と協調を願うものだったと僕は思います。
政府が手助けのために大きく手を広げることができても、個人では同じことができる人はそういないと思います。逆に小さく手を広げてしか出来ないことは、政府にはできません。
個人ができることは、政治に関心を持っていることも当然ですが、自分の歩みの中で見つけた繋がりを大切にすることだと思います。
プライベートの自分、職場の組織人として役割を担う自分。もしくは両方を表裏なく表現できる自分。表裏なく表現もしない自分。
どんな自分であろうと、前向きな気持ちになれる、心から「ありがとう」の一言を言いたい、そういう人たちを大事にしていくこと。想うこと。それが未来の子どもたちとその周りにいる自分たち、その両方の幸せをよぶ。そう思います。
茶昊