安倍首相辞職
昨日のニュースは突然で驚きました。
発表を隠して隠して、その間に様々な事を準備しての辞職。
第1次政権の時と同じ辞め方に、やっぱりダメだったじゃないかと批判する人もいる一方で、つい先日達成した歴代1位の在任日数、長期政権をやり抜いた事へ、素直にお疲れ様でしたと思う方が多いようです。
森友・加計問題、そして桜を見る会の時は頑として辞職しなかったのに、こういうタイミングで上記の事を説明し尽くすことなく、そして早急なポスト安倍への動きの中で深く追求されることも無く辞めることは、非常に上手く逃げたようにも見えると思います。
ここからは視点を変えて考えてみたい。
安倍首相が患っていた難病指定の潰瘍性大腸炎。
今のところ一生治ることはなく、ずっと付き合っていかなければならない病です。
そんな病を抱えながら、第1次政権に続き第2次政権まで総理の職に就き続けた事は政治能力だけでなく安倍首相の覚悟がなければ出来なかったでしょう。
こういう一生治らない病気を抱えながら働いている人は日本中、世界中に沢山いて
そういう方達は、一見すると普通に働いているように見えるけれど、普通の人以上の努力と覚悟を持って働いていること、周りの理解と協力を必要としていることを再認識出来て良かったです。
職場や、公共の場で体調の悪い人への理解が乏しい人も多いけれど、そういう人たちを労る気持ちを持つ日本人も多いことに少し安心しました。
深森