欲と節制
深森さんが、欲について話してくれたので、それについて考えていました。僕も、人間の欲は、大切だと思います。
好きなものを食べたい、話したい、動きたい、幸せになりたい、誰かのために働きたい。全てエネルギー源。
ただ、深森さんが言うとおり、節制しなければ逆に良くないこともあります。
欲を節制するのは、未来の選択のためです。節制が人の喜びにつながり、その喜びは自分の喜びに還り、またそれが人の喜びに還る。そういう未来を描いて考えると、節制は必要だなと思います。だけど、塞ぎ込むくらいなら節制しないほうがいいときもあります。
欲の満たし方は、水道の蛇口のひねり方に似ていると思います。その時々によって、必要な水の量が違いますよね。飲料のためか、傷を洗うためか、草木に水をあげるためか。そして、必要のない時は水を止めます。
また、違った見方もできます。蛇口を思いっきりひねって水がドバドバでると水はいつか枯渇しますし、隣の蛇口の水の勢いは弱くなりますよね。欲を満たすというのは自分だけに影響を与えるわけじゃなく、良くも悪くも周りにも影響を与えます。
何のための節制か、何が起こりうる欲か。欲と向き合うための思考習慣を設けることが大切だなと思います。思考を1つ巡らせて、大切な未来の選択をしたいところです。
茶昊