なぜ大人のいじめはなくならないのか
好きなことVS向いてること
昔からよく耳にする議題ですよね。
自分にとって好きなことと向いていることが一致している仕事は天職となりますが
どちらかだけで選ぶなら、私は好きなことよりも向いていることを仕事にした方がいいと思っている派です。
好きなことってそもそもなんだかわからない場合や、好きな気持ちが変わることもあります。要素として不安定なのです。
ですが向き不向きはある程度決まっています。
あまり興味がなくても向いてることをやってると好きになる可能性もありますしね。
もちろん異論は認めます笑
しかし最近特に思うのです。
ここで言う向いている、というのは業務内容だけでなく
職場の雰囲気や組織の在り方が自分に合っているかという要素も大いに含まれるということです。
これは転職してから、以前よりも強く実感したことです。
特に日本人は所属の意識が強く、個人の仕事の成果や達成よりも、他人とうまくやることを重視する傾向にあります。
職人気質な方はそうでもないのですが、職人的な職業がどんどんホワイトカラーに飲まれてきているので
やはり周りとの関係を無視できません。
過度に仲良しこよしをやる必要はないと思うのですが、仕事をやる上での信頼関係は必要でしょう。
しかしながらその関係性を成熟させることができない、未熟な人たちが確実に増えてきています。
これは老若男女問わずです。
自我を抑えられない、ビジネス上の関係を構築できない、わがままとこだわりを履き違える、自分のために他人を貶める、妬み嫉みをそのままぶつける、協力し合うよりも足を引っ張り合う
エスカレートしてくると、気に食わなければいじめる。無視をする。
ニュースや周辺で見聞きする数だけでも、かなり無視できないところまで来ていますし
企業としても生産性が落ちますので、きちんと対策を考えるべきですね。
本当はこういう人とは付き合わないことが全てなのですが
仕事だとそうもいかない。
そして上司となる人にはこういう事態のマネジメントも必須スキルになるでしょう。
ただでさえ人手不足のご時世です。
合わなければ切るでも構いませんが、代わりの人材もなかなか見つからない。
やっと見つかった新しい人材もまた難癖を抱えていたりする。
根深いテーマなので今後もっと掘り下げて書いていきたいと思います。
まずはみんなが無理をしないこと。
それぞれが自分を大切にできる環境を作っていきたいものです。
深森