モンスター返品者
ネット通販が発達していく中でそう呼ばれる人が増えているそう。
なにか新しい事を始めれば悪乗りする人は必ずいます。
にしても悪質な手口は目に余る。
必要な時だけ使って、その使用品をわざと壊して不良品として返品要求したり
ブランド品を偽物が入っていたと言って返品して、お金も返してもらいながら本物を取得するなど。
業者としては、やはり目で見て買ってもらえないため、返品を無料にすることで信用してもらおうとしているけれど
それに対してあまりにも不誠実になれるのは面と向かっていないからというのも理由の一つにあると思う。
仕事はある程度の信用の上に成り立つものであって、それは売主だけでなく客側も同様。
フェイストゥフェイスで仕事をしている時代、まさに人と人との信用が第1だったんだと思う。
営業とかは今でも対面がベースでしょうが、それでも対面の仕事は減っていくと思います。
何故人はネットだと大胆になるのだろう。
友人の中でも、メールやLINEでやり取りをしている時と、リアルとの性格の不一致を感じる人がいます。
どっちが本当だろう、と思うがおそらく両方とも本当なのでしょう。
リアルでは上部の自分しかさらけ出せないので、ネットでは爆発させているのかもしれない。
相手の顔を見ないで行うコミュニケーションは、やはり一方的になりがちです。
そもそも書くことと話すことではニュアンスなんかも違ってくるし少なからず差異はある。
書き方話し方表現の仕方で違う人になることも可能です。
それ故にネットもSNSも希薄な繋がりの上に成り立っているし、便利だけども、便利であるが故に自己主張だけが独り歩きする。
そうなりやすい仕組みばかりが進んでいるような気がしているけど
果たして、便利さや効率の良さと品格を持つことは両立し得ないものなのでしょうか。
深森