体重なんか気にするな!病むぞ!③
●「食べて痩せる」の真実
前々回、食べることの重要さについて書きました。
人間が歩いたり活動するために必要な筋肉は、食べないと分解されてしまいます。
筋肉が無くなれば、極端に言えば寝たきりに近づきます。
そういうわけで食べることは大切なわけです。
一時は「食べて痩せる」、なんて言葉もよく聞きました。
たとえば辛いもの食べて代謝上がって燃やすとか
赤身の肉を食べて痩せるとかね。
それはある意味正解です。
じゃあ何でも食べていいかっていうとまた違うというのはよくわかる話ですよね。
赤身の肉は筋肉の元になるタンパク質も多いのですが、その分、脂質も多いです。
だから何も考えずに肉ばかり食べていると、カロリーばかりとる割に栄養が取れていない状態になりがちです。
いわゆるエンプティカロリーというやつです。
例えば、ラーメンを食べたとしましょう。
カロリーはしっかり取れているのに、栄養が足りないのでまたお腹が空いてしまいます。
だからチャーハンを追加します。
こうして食べすぎてしまう(栄養は取れたけどカロリーオーバー)という事態が発生します。
ラーメンがダメってわけじゃないですが、どうしても炭水化物や脂質に偏ってしまう割にタンパク質やその他の栄養素が足りないんですね。
お腹が空いたら菓子パンのような糖質の塊を食べるよりサラダチキンやゆで卵食べる方がいいと思います。
ちゃんと食べなきゃいけないことは分かった。
でもラーメンとかばかり食べたらやはり太る。
それらを全て禁止するのは厳しい。
じゃあどうするか。
動くしかないんです!!
つまり食べて痩せる、とは
食べて(動いて)痩せる
が正解です。
動くためのエネルギーを得たのだから、動きましょうということですね。
でも案ずるなかれ。
激しい運動だけが運動じゃありません。
細々ちょこちょこ動くことでも意味はありますから。
今日はここまで!
深森