本性が見える時

COVID-19が感染拡大の一途を辿っています。

未知のウイルスながら、ペットの犬や1度感染して収まった人にまで感染するということが分かってきました。

ここまで凄いことになると思っていなかった、という街の声も聞きます。

これだけ感染が広がっていても、騒ぎすぎじゃない？という人もたまに見受けます。

受け止め方は個人それぞれなのかもしれませんが、騒ぎ過ぎも軽視のし過ぎも判断を鈍らせるだけなので、冷静な判断と対応を心がけています。

安倍総理の休校要請は、個人的には良かったと思っていますが、木曜の18時頃に発表して、月曜から対応しなさい、というのはあまりにも急ですし当事者には酷なことです。

そういった対応は国への不信感と不安を募らせるだけだと思うのです。

しかも詳細は現場任せ、そして保育園や学童で働く方のケアはどうするのかのコメントはなく、フォローまできちんとして欲しいと思います。

豪華客船の対応もしかり、これでは後手と言われても仕方がない。

いまいち本気さが伝わってこないのです。

そして東北でも感染者が出ました。

遅かれ早かれいずれ出るとは思っていましたが、震災の頃を思い出します。

いつ終息するのか分からない不安、情報錯綜とデマ、買占め、風評被害、政府の対応の悪さ、必要物資の不足、オールジャパンなど、ジャンルが異なっても緊急事態の時には似たようなことになるのだと、改めて認識した次第です。

こういう時に、人間の本性が見えます。

あの時もそうでしたね。

今回は少しでも教訓を活かしたいものですが。

デマに振り回されないよう、買占めはやめましょう。

そこまで必要のない買い物のために並んだり混雑しているところに行くことは、自ら接触感染の機会を増やしていることになりますので。

今までの感染の広がり方を考えると、観光地や密室で食事ができる所などから広がっています。

勇気を持って何かを辞めることも必要でしょう。

経済は大打撃を受けるでしょうが、北海道知事の言うようにまずは命を守ることが大事です。

せめて検査を受けたくても受けられない人が早く検査を受けられるといいのですが。

そういった対応が為されていないこと、有事の際の動きの悪さ、いい加減嫌になってきます。

非常時マニュアルは機能してるんでしょうか。

不便ではありますが、計画的に公共交通機関を止めてしまえばいいと思うのにそういうことはやらないのでしょうね。

このままなら東京五輪もなくなるでしょう。

本当に残念です。

この件を境に、テレワークや店の無人化、無人配達が進むでしょうか。

ビジネスチャンスは後からいくらでもあると思いますけどね。

瞬時にこういう判断ができる経営者は素晴らしいと思います。

臨時休校支援「ワタミの宅食」小中高生対象に商品無料でお弁当お届けを決定

最後に中国人女性の恩返しの話を貼っておきます。

深森