Case30s

同年代の方々と考えを共有したり、互いに考えを深めていきたい。そんな想いで曜日で手分けしてブログを書いています。深森(土)、流清(休筆中)、茶昊(水)が運営しています。間違った情報の指摘や記事に対してのコメント、大歓迎です!リンク先は右下のプロフィールからどうぞ。

適任者

 

 

 

仕事仲間のことで相談されたことがあったので、それについて考えていました。

 

 

 

相談者のAさんは、Bさんの先輩です。

 


Bさんは、とても活発でやる気に満ちている後輩ではあるのですが、人の話を最後まで聞かない、むしろ話を遮る、プロセスを飛ばす、仕事を覚えない、知ったかぶりをする、話を誇張する、周りからすると空回りしすぎている、色々課題が多い人なんだそうです。その話はずっと聞いていたので、おそらくADHDなんだろうと予想をしていました。

 


例えば、組織の中で 【 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10   】 という1つ1つの必要な流れがあるとすると、

 


Bさんは、【 1          4       6        9  10  】 のように進めてしまいます。

 


最終的にできているから良いという自己判断をし、疑問を持たずに進めているので、間の内容やプロセスについて詳しくわからないし、気づくことができません。もちろん上司のチェックは入り、仕事の流れはフォローされているので組織としては稼働しているらしいのですが。Aさんは今後の組織におけるBさん自身について心配をしているとのことでした。

 


色々なエピソードを聞いて僕が思うのは、BさんはADHDだけではなく、とても鈍感ということです。つまり非HSPということ。

 


ADHDの人の細かい一つ一つのエピソードや理由、原因、などをおそらくHSPの人は気づいてあげられます。Bさんについて考えると、謙虚さが著しく欠けていて、それは事をさらに難しくしています。Bさんを支えるには、その理由にさえ気づける資質が必要で、それはHSPだろうと感じています。つまり、Bさんのコーチャーやメンターとして適任者はHSPということです。

 


ただ、自分の守り方をある程度高めているHSPである必要はあると思います。

 


Bさんには、謙虚に先輩や同僚の声に耳を傾けてほしいなと願うばかりです。

 

 

 

茶昊