気持ちが伝わる褒め方
今日は情報共有を。
普段、家族や職場でどのようにコミュニケーションをとり、想いを伝えていますか?
言葉にならない想いも沢山ありますが、大抵は言葉にしないと伝わらないものです。
ですが言葉だけでも足りないもので、なんとも難しい。
さてコツは以下の三つ。
①一言足す
②間接的に褒める
③結果ではなくプロセスを褒める
の3本だそうです。
…ここで終わると訳が分からないので説明します。
①一言足す。
ただ褒めると社交辞令と混ざって嘘っぽくなるときもありますね。
ポイントはほんとにそう思ってるんだと感じてもらうこと。
近くで見ていたからこそ分かる、どこがどう良くなったか、何が変わったのかを一言足すだけで嬉しいものです。
②間接的に褒める
これはテクニックですね。
例えば本人に直接言うのではなく、子供に対して、ママの作ったご飯美味しいね、いつも美味しいご飯が食べられて嬉しいね。
などと伝えるのです。
これはみんな幸せになるので上手い手法だなと思います。
③結果ではなくプロセスを褒める
これもよく聞く話ですが、それでもつい結果を褒めがちだと思います。
100点取れたの凄いだとか、優勝、合格して良かったとか。
しかしそこだけを褒めていると、落とし穴にハマっていきます。
いくらプロセスが良くても結果として実らないことも多いご時世です。
よかった所はきちんと褒めて、認めるべきですね。
褒めテクは世に溢れておりますが実践が難しいところ。
取り入れやすそうなテクだったのでご紹介しました。
ただしテクニックとして褒めるのではなく、本心で、思った気持ちを伝えないと伝わらないのでお気をつけください。
照れ屋さんでも、訓練すれば自然な表情で褒められるようになります。
SoftBankホークスもそういう褒め方で選手を伸ばして優勝に導いたそうです。
感情を伝えることは難しく、恥ずかしい時もありますが、そういう方は特に2番がオススメです。
間接的に褒めるので相手も受け取りやすく、また自分も言いやすいです。
日常的に褒める練習をしてみてください。
特に人に何かを伝えたい時には、メラビアンの法則が有効です。
それによると人がコミュニケーションで重視する割合は視覚情報が55%、聴覚情報が38%、話の内容7%と言われています。
よって3V(Verbal:言語情報、Vocal:聴覚情報、Visual:視覚情報)を一致させることでメッセージは強く伝わります。
いくら内容を淡々と語っても流されてしまう訳です。
ちなみに、注意したいことがあっても先に褒めてから言うと、結構ちゃんと聞いてくれます。
そんな単純な、と思いますが人間やっぱり褒められると嬉しいものです。
営業マンに褒められても、ものを買わせに来てると思うだけですが、身近にいる人から褒められるのはやっぱり嬉しいものです。
皆さん年明けでそろそろ疲れも溜まっている頃でしょうか。
労りあって乗り越えましょう!
深森