Case30s

同年代の方々と考えを共有したり、互いに考えを深めていきたい。そんな想いで曜日で手分けしてブログを書いています。深森(土)、流清(休筆中)、茶昊(水)が運営しています。間違った情報の指摘や記事に対してのコメント、大歓迎です!リンク先は右下のプロフィールからどうぞ。

ご質問について考えてみました。

 

楓さん、いつも読んで頂きありがとうございます。

大変励みになります。

 

 

 

質問を再掲させていただきます。

 

「近頃ネット以外でもHSPという言葉を見聞きする機会も増え、確かに注目度が上がってると感じます。でも各自が「自分はHSPなんだ」と気づいた時…それは病気でないのであれば、どう対処したらいいのでしょうか?また職場の同僚にHSPADHDかなと感じる方がいて、その人が悩んでるように感じますが、どう声をかけていいものか悩みます。周りの人にできることはどういったことなのでしょうか?」

 

 

 

 


私なりにですが精一杯お答えしたいと思います。

 


HSPの方々は普通の人には見えないものが見えるくらいの感受性を持っているので

 

 

 

例えばそよ風が吹いてもその人には突き刺さる強風のように感じてしまうことが多いのかもしれません。

 

 

 

人の顔色、声色、環境の変化、気温や気圧の変化、あらゆることに非常に敏感で、繊細で、細々した所にもよく気を配って配慮できる。

 


それが故に疲れやすく生きづらく、その中で自信をなくし、自己否定が強くなるのだと思います。

 

 

 

 


さて、詳細は茶昊さんが詳しく掘り下げてくれそうですので

 


私は上記の特徴を踏まえてHSPの方の視点になって考えてみたことを書いてみます。

 

 

 

 

自分が感じていることを分かって貰えない

喜びも悲しみも濃く感じる

強い孤独を感じる

毎日生きていくことが綱渡りのよう

毎日怯えることが多い

他の人に比べて自分はどうしてこんなに苦しいのかと思う

自分に自信が無くなる

自分の価値を感じられなくなる

責任は全うせねばと思う

 

 

 

あくまで一部ですが、こういう状態に常に置かれているのではないかと思っています。

 


病気と認定されなくとも普通の状態ではないですし辛いですよね。

 

 

 

病気でないとなると、なかなか病院では対処して貰えません。

 

 

 

医師というのはカウンセラーではありませんので、「どこも(身体の)異常がありません」と言われるか、精神薬を出されて終わり、ということもあるでしょう。

 

 

 

本人の考え方や性格が大きく影響しますので、すぐに治るものでは無いと思います。

 

 

 

ご質問は大きく2点ありました。

 


1点目は本人の対応

2点目は周囲の対応

 

 

 

いずれにしても密なるコミュニケーションと、環境の整備、そしてそれらの維持が要になると思います。

 

 

 

家族や友人、職場など立場は様々かと思いますが、些細なことでもなんでも話せる雰囲気を作ること、よく観察し、そして傾聴することですね。

 

 

 

話を聞いてくれる人が1人でもそばに居ると思えるだけで、心の負担は大きく減るのではないでしょうか。

 

 

 

 


ADHDもまた、人によりパターンがあり一括りにすることは難しいですが

 

 

 

対面コミュニケーションの機会を増やすことが重要になると思います。

 

 

 

どんな言葉をかけるか、ということよりも

 


柔和な雰囲気と優しい声で挨拶をするなど

 


言葉を通して安心感を届けること、ではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 


深森

 

 

 

 


※来週は海外に行くため、ネット環境等、ブログを更新できる自信がないのでお休みさせてください。