「Re: 蜷川実花と蜷川幸雄・感情的なぶつかりは是が非か」
自立心や自己肯定感は、個を高めるのに欠かせない。
そしてそれが魅力となり、人と人をつなぎ合わせると思う。
個という視点から見れば、女性でも男性でも関係ない。
異性に依存して、自分の人間性を高めることをやめてしまわないようにという気持ちが込められているような気がする。
人は環境や言葉に左右される。付き合っている相手の個に依存すれば、自分が存在が揺らぐ。その危機意識が「男の影でしか生きられない女になるな」とか「いつでもどこでも男を捨てられる女であれ」という言葉を紡いでる気がした。
揺らがないためには、自分を確立する必要がある。それは自分と向き合って乗り越えていく必要がある。そうやって鍛えられた個同士でなければ、意見がぶつかった時の解決方法の1つである譲歩は、迎合になってしまうのではないか。
個として確立した者同士によって初めて、2人が新しい文化を育むことができると僕は思っている。
個を高めることに謙虚な気持ちがあれば、感情的になることの非生産性をどこかしらで学ぶことができるとも思っている。
茶昊