携帯料金の話
菅さんが総理になってから肝入りの政策ではありますが、民間事業に国が口を出すのも中々珍しいもの。
電波を使う事業なので特殊事情なのですが…
そしてついに大手各社も値下げを決めました。
確かに日本の携帯料金は高い。
それは諸外国と比べて確かに高いということでもあるのですが、かわりに日本の通信インフラの質は海外に比べてとても高い。
地下鉄でも山でも繋がることは当たり前じゃないんですね。
最近iPhone12の発売が発表され、5G対応と言われていますが、インフラ整備が整っていないので今購入しても5Gに繋がる地点は首都圏のごく一部でしょう。
あくまで5Gを目当てに買うなら次回発表される頃のiPhoneがいいでしょうね。
インフラ整備にはもちろん予算が必要ですが、コロナで遅れをとっているところにさらなる値下げ要求ですから、インフラ整備はなかなか進まないことが懸念されます。
ちなみにシェア数トップのドコモが1人あたり利用料金を1000円/月下げると、ユーザー数が約7000万人なので、年間8億の収入減になります。
今この時期に単に値下げしていいのかは考えものですし各社が渋るのも頷けます。
その辺は様子を見ながらでも、個人で使うものはなるべく安く抑えたいですよね。
昨年話が出てから、キャリア各社も解約2年縛りを外しています。
私も先日、サイトで料金プランを変えました。
ワイモバイルはSoftBank系列なので、SoftBankは2年縛りを外していますのでプラン変更だけでこれからはいつでも他社に乗り換えられる状態になりました!
すると解約縛りが無くなった上に使えるギガ数も4GB増えて料金も下がるという謎現象が起きました。
各社もわざわざアナウンスはしませんので、みなさんも料金プラン、確認してみては。
深森