「空飛ぶクルマ」
https://withnews.jp/article/f0190624000qq000000000000000W07s10101qq000019382A
車が空を飛ぶ。
昭和世代が思い描いてきた「21世紀」にいよいよ近づいてきた。
これが実現し、汎用化できれば渋滞はなくなるかもしれない。しかし実現化と汎用化には燃料の問題も大きいが、「空の秩序」をいかに保つかということも問題だ。
いかに空が広い空間だからといって、無秩序に飛び回っては事故が起きること必至。普及が進めばその可能性はより高まる。
昔の昭和のアニメでは、そのアニメのタイトルは忘れたけれども、チューブみたいなものが空に敷かれて、その中を車が高速移動していた、ような気がする。
しかし今の技術ならもっとシンプルに解決できそうだ。
おそらくだが、この問題の解決にはVRの技術が用いられるのではないか。例えば、バーチャル空間に道路を作り、3次元の位置情報を元にフロントガラスに道路映像を投影する。AIがシステムを管理しすべての空飛ぶクルマがそれを共有すれば「見えない道路」は成立する。
インターネット技術やVR技術が目覚ましく発達した今はバーチャル空間に秩序を作り、それを現実空間で共有することで問題が解決できるようになったり、より効率化できるようになった。
この「バーチャル秩序を現実に投影する」仕組みはシェアリングエコノミーの本質でもあるし、その流れは加速している。
便利な仕組みだと思うが一方で、脆弱性を突かれた時大事故になりかねない危険性を孕んでいる。例えばAIが不具合を起こして空で衝突事故多発、空飛ぶクルマが地上に降り注いでくるとしたら怖すぎる。
そんなことを先日地上波再放送していた「サマーウォーズ」を観ながら思っていた。
流清