クルマと命とマネー
高齢者の交通事故が後をたちません。
アクセルとブレーキの踏み間違いや前方不注意、勘違いなど多々ありますが、バスまで横断歩道に突っ込んでしまい、こう毎日のように起きては対策待ったナシです。
そもそも以前から高速道路の逆走など、問題視されていたのに対策が後手に回っている理由は
地方では車がなければ足がないため動きが取れないという問題。
地方でなくとも、足腰の弱い高齢者にとって車の方がどこにでも行けますし買い物にも便利です。
これは深刻ですが、それでもこれだけではないと思っています。
自動運転の技術も発展してきているのでそういう取り組みを進めることや、それまでのつなぎとして高齢者へのサービスを増やすことは出来たはずです。
ようやく政府は高齢ドライバー専用の新しい運転免許を作ることにしましたが、それでも選択制。義務じゃない。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO45897580Q9A610C1MM8000
なぜか。
車はとにかくお金になる。
購入時だけではなく、ガソリン代に固定資産税、車検、駐車場代、免許更新代もそう。
とにかく金の虫であり、日本は自動車産業で発展してきた。
その構造は今でさえ大きく変わってない。
そして若者はお金のかかる自動車を所有しなくなった。
どこまで行っても利権がはびこる。
そういう考えであることが透けて見える。
深森