Case30s

同年代の方々と考えを共有したり、互いに考えを深めていきたい。そんな想いで曜日で手分けしてブログを書いています。深森(土)、流清(休筆中)、茶昊(水)が運営しています。間違った情報の指摘や記事に対してのコメント、大歓迎です!リンク先は右下のプロフィールからどうぞ。

蜷川実花と蜷川幸雄

 

最近は、映画Dinerの番宣でよく蜷川実花氏をお見掛けする。

 


彼女の色彩感覚と、何かに捕われることなく解き放たれたような作品が好きだ。

とにかく自己肯定感に溢れる彼女の作品は見ていて元気になる。

 

 

 

 


彼女の父親はご存知、蜷川幸雄氏。

名だたる俳優達に多大な影響を与え、牽引する熱情や愛、知見を持つ人は今後そう簡単には現れないと思う。

 

 

 

 


蜷川実花氏は幼少の頃、母親ではなく父親の幸雄氏に育てられた。

父の教え10箇条はぜひ1度見て頂きたい。

 


以下抜粋⤵︎

 


父の教え10箇条

(1)いつでもどこでも男を捨てられる女であれ

(2)経済的にも精神的にも自立せよ

(3)出来るだけたくさんの男と付き合え

(4)なにしてもいいけど妊娠だけはするな

(5)従順なだけの女にはなるな

(6)男に騙されるな、騙せ

(7)なにより、かっこいい女になれ

(8)自分が正しいと思ったら、なにがなんでも突き進め

(9)過激に生きろ

(10)妬むより妬まれろ。

 

 

 

精神的にも経済的にも独立しなさい、誰かに迎合するのではなく自分の思うままに生きなさい、その力強いメッセージを直接口にしてかつ娘に刺さったのは、幸雄氏自身がこの生き方を全うしたからに他ならないと思う。

 

 

 

幸雄氏が伝えた中で私が特に心に残ったのは、「男の陰でしか生きられない女になるな」という言葉。

 

 

 

女性の評価というのはとかく男性に紐づきがちだ。

専業主婦は、夫の評価があって初めて評価される。

夫を通して社会と繋がることができる。

 

 

 

専業主婦だけでなく、社会に出ようとも女性の管理職や議員の割合は低いまま。

 


日本における女性という存在はまだまだ男性の影である。

 

 

 

その中でも、自分を愛し、自分の意思を貫くカッコ良さを求め続ける。

 

 

 

そういう自立心は周りの人にも影響するのだと

 


この親子の生き様を見て思う。

 

 

 

 


深森